金融マネーが発展途上国を狂ったように動かす


 NHK番組「灼熱アジア 第3回インドネシア 巨大イスラム市場をねらえ」を見て、唖然としてしまった。

 

日本のみずほ銀行や金融関連企業の活躍ぶりを伝える番組だったのだが、

おカネがなくても欲しいものが得られる、というすばらしさをインドネシアの人たちに実感してもらっている、と言うのだ。これこそ、日本の金融資本家にとって、願ってもない番組だろう。(またあの、9.11テロ事件の背景にいると言われる国際金融資本家にとっても)

 その結果というのは、悲惨だ。

自動車は1日200台、バイクにいたっては900台!!増えており、来年には車両の占有面積が、道路そのものの面積を上回るそうだ。その状況は通勤電車(?)を見ればわかるのだが、何とパンタグラフのある電車の屋根の上にまで、何人もの人たちがのって通勤しているのだ。日本の終戦直後の交通機関を連想してしまう。

こんなインドネシアの状態ではとても持続可能な生活は期待できないし、

それをわかっていながら自分自身の利益のため、融資し、バイクなどを売り続けていかなければならない、おカネの魔力をつくづく実感する番組だった。

 例えば働きはじめた若者に20~30%の高利でバイクを売っている。利子をとらないイスラム系の銀行でさへ、金利ぶんをうわのせしてバイクなどのローン分割でお金を貸している。

金融マネーの魔力がこの国を狂わせ始めている。

 そのローンの怖さや詐欺性の無知につけこんで、金儲けを企む金融企業たち、と言う側面が見え隠れしてくるのだ。

現に韓国では遅かれ早かれ、日本から進出しているサラ金ローン会社が問題になってきている。

詐欺的な行為を行う金融マネーが一番の元凶だろうが、

この果てしない欲望を刺激し続けるマスコミにもその責任はあるな、と考えさせる番組だった。





by rakusen21
| 2010-11-14 02:52
| 時事
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