この2011年2月20日のデモに参加し、Ustream中継して強く感じたことは、
http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/


(その場面の始まる57秒すぎあたりから再生する場合はここをクリック)
具体的にそれは反天皇制連絡会(通称 反天連)の人が言っていた
http://www.ten-no.net/
「昭和天皇 沖縄メッセージ」でグーグルと次のURLが出てきたからです。
https://www.archives.pref.okinawa.jp/uscar_document/5392
そこにはアメリカ公文書館で昨年公開された 昭和天皇がアメリカに対して、沖縄に基地を作って占領し続けてくれ、とする要望が載せられていたのです。
(詳しくは最後の引用を参照してください)
これでは沖縄の人たちは親から見離された子供のようで、何か、裏切られたという思いが強いのではないでしょうか。少なくとも、沖縄の人たちの本心は天皇および当時の戦争を進めた人達に対して強く反省を求める思いがあるようです。沖縄の問題に触れるときは、この天皇の戦争責任問題を避けて通ることはできないのです。
そしてさらに考えていくと、警察官などの公務員や官僚の心の最高責任者は天皇だということがわかってきました。
私は単に国民の象徴天皇、と言うことでしか、とらえていなかったのですが、行政的には総理大臣が彼ら公務員のトップなのですが、実際の心情としての心のトップは、いまだに天皇と規定されているのです。
(^_^;)
もう戦後60年以上経っているのに、憲法としての建前からもそうなっているのでした。
よって天皇の戦争責任などを追及・批判することは政府ひいては公務員、日本人全体を批判することにつながる、と言う変な刷り込みがあるのではないでしょうか?
(※なお、このデモもかなり公安の人がいっぱいでルンペン姿の公安の人も!

天皇家の人たちには人権は認められていないのかなー、と素朴に考えてしまうのです。
そしてもうひとつは日本がアメリカの植民地化されている現状です。
ところが面白いことに基地建設反対の申し入れ書を渡すことをアメリカ大使館では了承済みで、妨害があったとしてもそれは日本政府の問題だと言うのです。
最初、それはアメリカ側の逃げだと思ったのですが、よく考えれば、それも当たり前だな、とも思いはじめたのでした。
国民の象徴である天皇がアメリカに基地を作って占領し続けてくれ、とお願いされている限り、その日本の国内問題をちゃんとケジメもつけず、基地建設問題をアメリカ側だけのせいにされるのもアメリカにとっても迷惑な話です。結局、日本の国民はどっちなのか、民主的に決めてこい、と言うわけですから。(^_^;)
ただ、それでも、まともな議論を国内でせず、タブー視しつづけ、結局、うやむやのまま、日本政府はデモを妨害するほうを選んでいるのです。権力側の体制をそのまま温存していく方向です。
それほど日本にとって、アメリカが大事で、アメリカ大使館のまわりへのデモ行為を許さないような特別な法律まで作って、アメリカを守っているのです。
どこまで、気を使っているのでしょう?(^_^;)
またそこまでへつらう意味があるのでしょうか?
少なくとも対等な外交状態にあるとはいえません。
結局、この2つのタブーに同時に触れている、という意味では、先ほどの天皇メッセージが一番、明治以来続いている官僚体制やアメリカ産軍複合体にとっても地盤を大きく揺るがす問題であり、今の日本とアメリカの関係を如実に表に出さざるを得ない問題なのでした。
なお、今回のデモに参加して、以上の問題を認識したことと、今のデモ主催者や参加していた若者がしっかりした意見を持っていて、日本もまだまだ捨てたもんじゃないなー、と感じました。(^_^;)
公安の人にだまされて (^_^;)
緊迫するデモ隊と警察官と元教員のおばあさんが天皇について(インタビュー中に逮捕者が出た)
緊迫するデモ隊と警察官
やっとアメリカ大使館へ6人が歩けることに、でも中継用のカメラは拒否されて (^_^;)
全編とおして見る場合は 私のUstreamの阿修羅ちゃんねるへ

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昭和天皇の「沖縄メッセージ」
普天間問題を含めた戦後沖縄問題の原点がこの昭和天皇のマッカーサーへの「沖縄をいつまでも占領していてほしい」という言葉だったという。
<昭和天皇の「沖縄メッセージ」
(a)総司令部政治顧問シーボルトから国務長官宛の書簡
主題:琉球諸島の将来に関する日本の天皇の見解
国務長官殿 在ワシントン
拝啓
天皇のアドバイザーの寺崎英成氏が同氏自身の要請で当事務所を訪れたさいの同氏との会話の要旨を内容とする一九四七年九月二十日付けのマッカーサー元帥あての自明の覚え書きのコピーを同封する光栄を有します。
米国が沖縄その他の琉球諸島の軍事占領を続けるよう日本の天皇が希望していること、疑いもなく私利に大きくもとづいている希望が注目されましょう。また天皇は、長期租借による、これら諸島の米国軍事占領の継続をめざしています。その見解によれば、日本国民はそれによって米国に下心がないことを納得し、軍事目的のための米国による占領を歓迎するだろうということです。
敬具
合衆国対日政治顧問 代表部顧問
W.J.シーボルト
東京 一九四七年九月二十二日——————
「琉球諸島の将来に関する日本の天皇の見解」を主題とする在東京・合衆国対日政治顧問から一九四七年九月二十二日付通信第一二九三号への同封文書
コピー
連合国最高司令官総司令部外交部
一九四七年九月二十日
マッカーサー元帥のための覚え書
天皇の顧問、寺崎英成氏が、沖縄の将来に関する天皇の考えを私に伝える目的で、時日を約束して訪問した。
寺崎氏は、米国が沖縄その他の琉球諸島の軍事占領を継続するよう天皇が希望していると、言明した。天皇の見解では、そのような占領は、米国に役立ち、また、日本に保護をあたえることになる。天皇は、そのような措置は、ロシアの脅威ばかりでなく、占領終結後に、右翼及び左翼勢力が増大して、ロシアが日本に内政干渉する根拠に利用できるような“事件”をひきおこすことをもおそれている日本国民の間で広く賛同を得るだろうと思っている。
さらに天皇は、沖縄(および必要とされる他の島じま)にたいする米国の軍事占領は、日本の主権を残したままでの長期租借――二十五年ないし五十年あるいはそれ以上――の擬制にもとづくべきであると考えている。天皇によると、このような占領方法は、米国が琉球諸島に対して永続的野心を持たないことを日本国民に納得させ、また、これによる他の諸国、とくにソ連と中国が同様の権利を要求するのを阻止するだろう。
手続きについては、寺崎氏は、(沖縄および他の琉球諸島の)「軍事基地権」の取得は、連合国の対日平和条約の一部をなすよりも、むしろ、米国と日本の二国間条約によるべきだと、考えていた。寺崎氏によれば、前者の方法は、押しつけられた講和という感じがあまり強すぎて、将来、日本国民の同情的な理解を危うくする可能性がある。
W.J.シーボルト
by rakusen21
| 2011-02-23 02:24
| 時事
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