殺されたガン患者:「抗がん剤は効かない」の近藤誠らに


 もう随分、遠い話のような気がする。

でも、よく考えると、まだ、10年ちょっと前か。

私が近藤誠氏を尊敬し、おっかけのように市民の講演会を聞いていた時は。

 あの頃も必死でした。

ただ当時、妻の悪性リンパ腫には、抗がん剤以外しかない、と知り、白血病と同じく、骨髄移植しか治療法はない、とわかり、そこで追っかるのはやめました。ちょっとした、疑惑の芽を近藤誠氏に残しながらも。

 その当時の妻の病状から在宅経緯は以下のHPに残しました。

妻のメモリアルサイト
http://nvc.halsnet.com/jhattori/memorial/

 さて、また何の因果か、その「抗がん剤」に関して調べないといけない状態に迫られました。

そして当時の漠然とした疑惑の芽がはっきりわかってきたのです。

近藤誠の「ガンと闘うな」の市民が集めた、数十人の小さな講演会を聞きに言ったとき、医療関係者の方がいらして、質問されたのでした。

「あなたの出されたデータは恣意的に集めたデータではありませんか?」と。

その時近藤先生は「こういうデータしかない」との言い訳(?)をされてた記憶があり、そこにちょっとした疑惑が残ったのでしたが、すぐ「あの医療関係者は近藤氏を貶めるために言ってるのかな?」ぐらいで、当時は真剣には考えなかったのです。

 そこで改めて近藤氏の書かれた、最新の記事を分析してみることにして、ビックリして、これはトンデモない人だ、と気づいてしまったのでした。

そのときつぶやいたツイッターを下記にあげておきます。

服部順治 ‏@JunjiHattori 6月23日

あれっ、するとこの図そのものが怪しい!

近藤誠先生がプレジデント6月17日号

「乳がんで抗がん剤を使わない方が長生きしている」の根拠として挙げた

図の文献NEJM2002年347号781-796

http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa012794

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服部順治 ‏@JunjiHattori 15時間

えっガーン!抗癌剤やめよう!となる図。でもよーく見ると素人でもおかしいとわかる。

手術や抗癌剤のなかった100年前より悪い乳癌生存率。

そんな訳ないよ!

服部順治 ‏@JunjiHattori 15時間

うーん何か悪意さへ感じるこの図:何を意図しているのか?

これでは「近藤誠氏に殺される癌患者」も多くなるのでは?

あまりにもひどいマスコミ出版界!

服部順治 ‏@JunjiHattori 15時間

うーんやっぱり近藤氏のお金儲けですね!

近藤誠に殺される癌患者達!

医者からの批判ブログはここがいい

服部順治 ‏@JunjiHattori 14時間

子宮頸がんワクチンを止めさせた生活の党のはたともこ氏のように科学的根拠を元に考えないと一般の人はころっと騙され、近藤誠の金づるにされてしまう!

服部順治 ‏@JunjiHattori 14時間

でもこのような事って脱原発デモを中継取材してる時もあった。極端に放射線の恐怖を煽る輩達。今0.06μSVで子供にマスクさせ東京から避難しろ、って!

「近藤誠氏がプレジデント6月17日号乳がんで何もしない方が長生きしている根拠に挙げた図」 https://twitter.com/JunjiHattori/status/348733715599478784/photo/1

殺されたガン患者:「抗がん剤は効かない」の近藤誠らに_e0069900_7504579.jpg

 なお近藤氏が上げた図の根拠となる論文も2件、大学の医学部図書館で実際に確認してみました。

近藤氏が自身で追加した「臓器転移乳癌における多剤併用化学療法」の根拠となる、元の論文です。

 ただそもそもが「臓器転移乳癌における多剤併用化学療法」の結果と一般の乳がん患者に対する抗がん剤の効果を比較すること自体が素人が考えても、何て事をする人なんだ、と思ってしまう。

 ガンが全身に転移した患者に抗がん剤治療した場合とガンの初期も含む、何も治療をしない患者とだと、多分、平均的には何もしない方がいいのでは、と思ってしまうからです。

なお引用した論文を読んで、生存期間の中央値を2としていますが、どのケースをとりあげて2としているのかわかりませんでした。多分、どうも悪いケースをとりあげて、ことさら抗がん剤の怖さを強調してるのかな、という意図が感じられます。

J.Clin.Oncol 1996;14:2197

殺されたガン患者:「抗がん剤は効かない」の近藤誠らに_e0069900_8272066.jpg

 ただ私は医療マフィア、それもガンマフィアたちの存在を許しているわけではありません。

一人一人が十分注意して、その抗がん剤が本当に自分に有効なのかどうか、医者の言うことを自分なりに咀嚼しながら判断していくしかないのです。そういう信頼できる医者を探し、セカンドオピニオンを受けながら、自分に最適の治療を求めていくのです。

 ただ残念ながら抗がん剤についていえることは、今まであまりにも患者をモルモットにして、効かない抗がん剤治療を続け、患者を苦しませてきた、そのツケが大きすぎたと思いました。

 そしてそういう患者の立場に立たない医者がかなりいることも、このような近藤誠らの極端な代替医療マフィアらを跋扈させる温床になっているのではないかと思います。


 なお「医療マフィアのガンマフィア」についてはここ

日本の癌治療の実態~利権に群がるガン・マフィア
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=267974

 ふー本当にどの治療がいいのか、リテラシー能力を問われる時代になってしまった!

それだけ医者や弁護士、検察官、裁判官など権威ある職業人達がお金儲けや保身に走りすぎて、彼らに対する不信感が強い時代なっているのかもしれない。

参考

近藤誠医師の「抗がん剤は効かない」への反論まとめ(together)
http://togetter.com/li/365421

「抗がん剤は効かない」は本当か!?(米国でガン治療に従事している医者より)
http://teamoncology.blog39.fc2.com/blog-entry-176.html

特にこの専門家の記事は重要(PDF)
https://www.dropbox.com/s/vcmmzai0inz0kfb/Ueno_Katsumata_Bunshun_012011.pdf

乳がんに対しての妻の対応(乳がんの原因が判明したものの、隠蔽されたマクガバン報告書)
http://wajuntei.blog.fc2.com/blog-category-28.html

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さらに私と同じようなことを書かれている人も現れました。

もしも近藤誠センセイから「がんの放置治療」をすすめられたら

もしも近藤誠センセイから「がんの放置治療」をすすめられたら - メディカル・インサイトの社長日記<Part.2>
先日購入したPRESIDENT(2013.6.17号)は、添付の表紙写真にあるように、がん特集。非常に読み応えあって良い特集だったと思うが、一番下の「近藤誠 『もしも医者から、末期がんと言われたら』」が、また「あちゃ~」という内容だった。 ...

あわせてお読みいただければ、彼らの実態がさらによーく見えてきますよ!





by rakusen21
| 2013-07-02 07:42
| 医療問題
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Comments(0)













































































































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